会社設立の話の続き。
ようやくEmployment Pass(EP)が届いた。会社設立から4ヶ月以上も経ってからのことである。EPを取るのにこれだけ長い時間がかかったのには理由があって、実はEPの申請が2回拒絶されている。
最初の拒絶通知が来たのはEPの申請をしてから1週間程過ぎた4月末。理由は
We do not know enough about your business to see your need to employ this candidate. If you are still keen to employ him/ her, please give us the job description, employment contract, details of your company’s business activities, company’s manpower projection and copies of major client contracts secured/ invoices issued to major clients.
とのこと。まあごもっともである。代行会社の人が言うには、今まではすんなり取れてたらしいけど、僕の他にもう一人申請してた人も通らなかったらしい。やはりEPの取得が段々難しくなっているというのは本当みたいだ。
というわけで、ビジネスプランを作成し、雇用契約書を作って業務内容を明記して、再申請(1回拒絶されても2回までアピールすることができる)。でも再申請してからが長かった。
次に結果が返ってきたのは再申請してから1ヶ月以上たった6月中旬。またダメだった。理由は
You have not provided satisfactory information to show why you need to employ this candidate.
とのこと。代行会社の人はこの結果が返ってきたことを僕が聞くまで教えてくれなかった。しかも「追加書類を求められたので提出しました」と言って拒絶されたとは言わなかった。うーん、最初のアピールで提出しなかった書類があったということだろうか。
それで結局もう1ヶ月待たされて、ようやくアピールが受理された。そしてEPの発行手続きをしてようやくEPが届いたというわけ。こんなに長くかかるとは正直思わなかった。
ただEPをもらっちゃうと、自分に給料を払わなければならないんだよね。給料を払うとそこから所得税が取られるし、会社のお金もどんどんなくなっていく。なので本当はあまり給料なんて払いたくないんだけど、外国人がシンガポールで働くにはちゃんと給料をもらって税金を収めなければいけないのである。