またもやブログを書くのをサボってしまったので、2週間前のレースになりますが、シンガポール国立大学(National University of Singapore)で開かれたランニングイベントに行ってきました。大学のランニングイベントなんて完全アウェーな大会ですが、この大学は割りと近所(走って20分程度)にあって行きやすかったので参加してみました。今年は5kmと10kmのレースがあって、10kmに参加です。
そんなに規模の大きくない大会で、10kmを走ったのは750人くらいみたいです。ただ、この大学は丘の上にあって、アップダウンの激しいかなりきついコースでした。
こちらはスタート地点の写真。もう走った後に撮ったものです。結構狭いですが、全部で10waveくらいに分かれてのスタートだったので問題ありません。ゼッケンの番号でどのwaveか決められていたのですが、希望者は1st waveに入っていいことになってたので、遠慮なく1st waveで走りました。
出だしは先頭集団になるべくついて行ってみたら、さすがにちょっとペースが速かったので、やや速度を落してみたものの、最初の1kmのラップタイムは4:07でした。ただ、最初の1kmはそれほどアップダウンはきつくなく、苦しくはありませんでした。
問題はその後、高速道路(AYE)を越える橋を渡り、大学の図書館へと向う上り坂が最初の難所で、上り坂には多少の自信があったものの、いつも練習で登っている坂道よりも斜度がきつく、かなりのペースダウン。登りきった後に折り返して今度は下り坂となるので、そこで少し回復しつつペースを戻したものの、その後もきついアップダウンが続きます。一番きつかったのは中盤、大学病院の脇の駐車場あたりの上り坂の直後の急な階段! ここはほとんどのランナーが歩いてました。
そして階段を登りきった後の絶妙な場所に給水ポイントが! 普段なら10kmで給水はとらないんですが、ここでの給水はありがたかったです。シンガポールでもっともメジャーなスポーツドリンク「100Plus」を飲んで、ひと息ついてから再び走り出しました。
ここまでかなり登ったので、その後しばらくは下り坂が多かったですが、下りきった後は再びきつい上り坂。この後半の上り坂は本当にきつかった。ペースも7分/km以下まで落ちました。これは自分だけでなく、一緒に走っていたおっさんも同じようにペースダウンしてたので、みんなここで苦しんだと思います。
少しゆるやかな道を走った後、再び図書館前の道を今度は逆側から登ってUターン。ここもかなりキツかったです。これだけ上り坂を堪能できるコースは他にないでしょう。
この後、クレメンティーロードに出て、再びアップダウンがあるんですが、ここでの登り坂はこれまでのに比べたら屁みたいなもので、それほど苦しくありません。ラスト1kmで最後の力を振り絞って、ここまで一緒に走っていたおっさんを引き離し、12位でゴール。タイムは47:23でした。そしてゴールの後、おっさんと固い握手! ナイスランでした。
10kmのタイムとしてはけしていいものではありませんが、ハードな上り坂は、走り終わってみると達成感を味わえます。来年も出てみようかなーと思える大会でした。
走った後は無料のホットドッグやアイスクリームが振る舞われてました。
おいしかったです。