シンガポールの中心部からやや西にone-northというITやメディア関連の企業が集った再開発エリアがあるんですが、そのエリアで再開発から取り残された閑静な場所(トップページの写真)に引っ越したのが2017年の1月。車も少なく走るにはもってこいの場所で、朝や夕方にランニングをしている人を良く見かけていました。それで落ち着いてきた3月の末頃に自分も走ろうと思って買ったのがこのシューズです(もう使い古した後で汚くなってますが・・・)。
特に調べずにお店に行って半額だから買ったんですが、見た目もハデなので気に入ってました。半額だったのは、次のモデルGEL-Noosa Tri 11が出てたからかもしれません。ただ、サイズを合わせてから買ったものの、つま先のつけ根の部分がやや幅広なのか、走ってみるとつま先部分がちゃんと固定されない感じで、慣れないうちは親指のつけ根が痛くなることがあったのがマイナスポイントです。
それから約半年、練習用シューズとしてトータルで1200kmほど走ったんですが、雨上がりにスピード練習(インターバル走)をしていたときに少し滑るようになったので引退。振り返ってみれば、クッション性、軽さ、レスポンスの良さなどバランスがとれていて、スピード練習からロング走まで何でもこなせる一足でした。
1200km走って磨り減った靴底はこんな感じです。それ以外に傷んだ箇所はなく、耐久性は十分です。
つま先側の真ん中の部分(オレンジ色のところ)がツルツルになってますね。この部分で地面を蹴っているのがよくわかります。かかとが随分削れているんですが、今なるべくフラットに着地するのを心掛けているので、次のシューズが引退するときもかかとがどれだけ削れたかチェックしてみたいと思います。
もう履き潰した後に測ったんですが、シューズの重さは258g (サイズは26.5cm) 。アメリカのAsicsのサイト(リンク切れてたらごめんなさい)でスペックを見ると9.9oz(約280g)となっています(サイズ不明)。
今後色々なシューズを試してみたいと思っていますが、幅広の問題さえ解決すれば、またこのシリーズに戻ってくるかもしれません。それくらい良いシューズだったと思います。