Nike VaporFly 4% Flyknit

ついに手に入れました。ナイキのVaporFly。先日のシカゴマラソンでもみんな(もちろん大迫選手も)履いていた、あのオレンジ色のやつです。

日本では9/6に先行発売されたと思うんですが、手に入れた方はラッキーですよね。日本は転売ヤーも多いから相当入手困難だと思います。ここシンガポールでも9/9に先行発売されたんですが、あっと言うまに売り切れてしまいました。私も争奪戦に参戦したんですが、撃沈。その日はショックで悲しみに暮れていたんですが、その後10/1にヨーロッパで、10/4にアメリカで発売されるということを知り、10/1にイギリスのNike.comで購入できました。イギリスではサイズの大きい方から売り切れていってて、僕のサイズの26cmは2日間くらい残ってたので、日本やシンガポールに比べると入手しやすいと思います。10/4のアメリカでの発売もちょっと観察してましたが、1日くらいは売り切れずに残ってたので、発売日さえチェックしておけば比較的購入しやすいようです。

NIKE 公式オンラインストア

問題はどうやって買ったものを送るかですが、シンガポールの郵便局SingPostではvPostというサービスがあって、登録すると日本、アメリカ、イギリス、中国に私書箱みたいなものができて、そこに荷物を送るとシンガポールに転送してくれるのです。しかも登録は無料でお金が掛かるのは実際に荷物を送るときだけ。買った商品のGST(消費税)も取られちゃうのでちょっと割高ですが、転売ヤーから買うよりは全然いいでしょう。

さて、さっそく走ってみた感想を、と言いたいところですが、もったいなくて履けません。12月のマラソンまで取っておきます。でもとりあえずサイズが合うかどうかは確認。

前にZoom Flyを買ったときは、少し大きめの26.5cmを買って正解だったんですが、VaporFlyのサイズ感についてネットで調べるとZoom Flyより半サイズ落とした方がいいとあったので、今回は26cmにしてみました。大丈夫かどうかドキドキしながら履いてみたところ、つま先にも少し余裕がありジャストサイズでした!

前回のZoom Flyのときは横幅が狭かったので26.5cmでも横が少しきつく感じたのですが、新しいVaporFlyはアッパーがFlyknitになって伸縮性があるので、横幅がきつく感じることもなく、フィット感がとてもいいです。実はVaporFlyと一緒に新しいZoom Fly (Flyknitのやつ)を買ったんですが、こちらもアッパーがFlyknitなので、26cmでちょうどよかったです。

去年のVaporFlyは知らないのでわからないですが、今年のFlyknitのバージョンならVaporFlyもZoom Flyも同じサイズでいいようです。VaporFlyを狙ってる方は、まずZoom Fly Flyknitを購入してサイズを確認しておくといいと思います(どっちみちVaporFlyを買ったら練習用に必要になるので)。下の画像がZoom Fly Flyknitです。クリックするとNike.comのページに行けます。

ここでちょっとVaporFlyとZoom Flyを比較してみたいと思います。

まずは重さ。VaporFlyの方は左右とも180gでした。レース用のシューズとしては特別軽いわけではないですが、この軽さでしっかりクッションがあるところがスゴい。

Zoom Flyの方は右が232g、左が230gでした。前に買ったZoom Flyよりサイズを小さくしたのに、若干重くなってます。アッパーがFlyknitになったせいでしょうか?


アッパーですが、大きな違いはないように思います。Zoom Flyの方が黒いのでわかりずらいですが、メッシュの厚さもそんなに違いがないように思います(黒いのでほんのちょっと厚く感じますが)。強いて言えばサイドのナイキのマークのプリントがZoom Flyの方がしっかりしてる(ゴムっぽい)くらい。ヒールカップの厚みも同じくらいで、どちらも割としっかりしています。

やはり違いが大きいのはミッドソールで、VaporFlyで使われているZoomXはめちゃくちゃ軽いです。

でも、前のZoom Flyではミッドソールに埋め込まれたプレートがカーボン混ナイロン製だったのが、今回のFlyknitバージョンではVaporFlyと同じカーボンファイバー製に変わりました! なのでZoom FlyでもVaporFly並みの反発力が期待できそうです(←VaporFlyでまだ走ってないくせに、偉そうなこと言ってる)。

アウトソールにもちょっと違いがあります。まずはつま先側の部分ですが、Zoom Flyの方がゴムに厚みがあって、溝も深いです。その分重くなるけど、耐久性は上がるのでしょう。

そして、真ん中の部分にも注目。

ちょっと写真だとわかりずらいですが、足が着地したときにガイドの役割をする中央の窪みが、Zoom Flyの方が深いです。なので、安定性はZoom Flyの方がありそうです。VaporFlyを履くような人は足がしっかりしているからガイドなんて必要ないんでしょうけど、溝が深い方が軽くなるような気もするんですが。ZoomXだと溝を深くすると強度が弱くなっちゃうのかもしれません。

また、かかと部分のゴムのプレートの枚数も違います。VaporFlyの方が一枚少なくなっています。基本的にはフォアフットで走るので、かかと部分のゴムはあまり必要ないと思いますが、坂道を下るときなんかはかかとで着地したりもするので、ソールが削れないようにゴムがついてるんでしょう。でも、プロネーションがしっかりしていれば、足の外側で着地するはずなので、VaporFlyでは内側のプレートが一枚省略されています。

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