Standard Charted Singapore Marathon 2017

これが僕の初マラソンでした。目標は3時間半を切ること(できれば3時間20分)だったんですが残念ながら達成できず、3:42:33という結果でした。

色々反省点があるので、来年またチャレンジするときのためにも記録を残しておきます。

まずカーボローディングですが、昨日の朝に目標体重の60kgに逹っしたので、昨日の食事は普通にしました。そしたら今朝の体重は59.9kg。ちょっとウンコがたまっていることを考えると若干不安ではありますが、これはそれほど問題ではなかったかなと思ってます。

カーボローディングで脚が太くなった気がしたので、太もものまわりを計っておいてマラソン後と比較してみました。

マラソン前: 50.5cm
マラソン後: 50.0cm

やはりマラソンでグリコーゲンを消費して太ももが細くなったのがわかります。でも、マラソン後の体重を測ったら58.6kgと以外に減ってなく、グリコーゲンが枯渇するまでは行ってなかったのかなと思います。後でまた書きますが、実は疲れたのはふくらはぎだけで、太ももは意外と平気だったのです。太もものグリコーゲンが枯渇してたら、もっと細くなったかも知れません。

今になって思えば、ふくらはぎの太さも計っておけばよかったですね。マラソン後のふくらはぎの太さは34.7cmだったので、後日疲れが取れたときの太さと比較してみようと思います。

追記: レースの2日後、まだ筋肉痛が残りますが、ふくらはぎと太ももの太さを計ってみました。

ふくらはぎ: 35.8cm
太もも: 50.1cm

なんとふくらはぎは1cm以上も太くなっています。マラソン直後はだいぶふくらはぎのグリコーゲンが減っていたんだと考えられます。それに対して太ももはほとんど変わってません。やはりふくらはぎを使い過ぎていたようです。

カーボローディング前に脚の太さを計っておけば、脚の太さの変化でカーボローディングが成功したかどうか確認できそうです。

今回、一番失敗したのは、出発が遅かったことです。レースは朝の4:30AMスタート(1st wave)だったので3:00AMのシャトルバスを予約してたんですが、2:00AMのにしておけばよかったと後悔しています。

会場についてからすぐに荷物を預ける列に並んだのですが、そこで1時間以上も並んで、スタートに間に合わなかったのです。

目標タイムを3時間から4時間で申し込んだので、3rd wave(1st waveの10分後)でスタートできたところだったのに、荷物を預けるのに時間がかかってしまって間に合わず、スタートしたのはだいぶ後の5:18AM(1st waveの48分後)になってしまいました。

その結果、前半はジグザグに走ったり、曲がり角や折り返しで空いている外側をまわったりして追い越すことに。また終始エイドステーションが混んでいて、給水のたびに歩くことになってしまいました。

前半のペースだけを見れば目標通りだったんですが、内容はかなりキツイものでした。

もしもシンガポールマラソンに出る場合は、遅くとも3:00AMには会場について荷物を預けるか、着替えなどは家族の人に持ってきてもらうなどして、荷物を預けないようにするかした方がいいでしょう。レース後も荷物を受け取るのに1時間近く並んだので、荷物を預けない方がきっと幸せになれると思います。

追記: 荷物を預けるのに時間がかかったのは今年が特別だったみたいです。とは言え、時間には余裕を持った方がいいですね。

そういえば、会場の写真が全然ないんですが、それは僕が携帯を忘れて写真を撮れなかったからです。スミマセン。

GPSウォッチで1kmのラップタイムを計ったんですが、あいかわらず都市部ではGPSが狂ってしまって、ちゃんとラップが計れませんでした。でもコースの所々にチップタイムの計測があって、細かくラップタイムを出してくれました。

距離 Split タイム 順位 ペース 時刻
0km 00:48:10 00:00:00 7299 05:18:06
3.9km 00:18:58 00:18:58 5426 4:52 05:37:04
5km 00:04:50 00:23:48 5042 4:24 05:41:54
7.8km 00:13:26 00:37:14 4347 4:48 05:55:20
10km 00:11:17 00:48:32 3786 5:08 06:06:38
15km 00:25:13 01:13:46 2631 5:03 06:31:52
20km 00:24:40 01:38:26 1892 4:56 06:56:32
21.1km 00:05:36 01:44:02 1769 5:05 07:02:08
22.5km 00:08:02 01:52:05 1613 5:44 07:10:11
25km 00:11:42 02:03:47 1413 4:41 07:21:53
30km 00:26:24 02:30:12 1070 5:17 07:48:18
35km 00:28:26 02:58:38 858 5:41 08:16:44
38.5km 00:23:20 03:21:59 758 6:40 08:40:05
40km 00:08:01 03:30:00 714 4:43 08:48:06
42.2km 00:12:33 03:42:33 673 6:17 09:00:40

これを見ると、スタートが7299番目で、ゴールが673番目。レース中に6626人を抜いたことに。ハーフの人も同時にスタートしたので実際は1万人近い数の人を抜いたんじゃないでしょうか。これはしんどい。それでも25kmくらいまではなんとか持ったんですが、その後ペースが落ちました。

スタートを待つ間に喉がかわいちゃったので、2km地点で一回水を飲んだのですが、その後は9km付近まで給水せずに行ったので、まあまあのペース。でも追い抜くためにペースを上げすぎたりしてます。

その後も、給水のために止まったり歩くことになって、ペースは安定せずに、ラップタイム以上にスピードを出していたと思います。

この前半でペースを上げすぎたせいで、地面を強く蹴ってふくらはぎを多く使ってしまい、ふくらはぎだけ疲れてしまったのではないかなと思います。後半になるとふくらはぎがつりそうになって、速く走れませんでした。

後半も給水の度に止まったり歩くことになって、再び走り出す気力が出ずに長く歩いたりして、30km以降はもうボロボロです。給水がなかった40km地点でのラップタイムは良かったので、給水をガマンすればもうちょっと頑張れたかもしれません。まあ残りちょっとだったから頑張って走れたというのもあるんですが。

それにしても、ふくらはぎの疲れはどうしたらいいんでしょうね? ペースを上げすぎたのが一因だとは思うんですが、ふくらはぎは太ももに比べて細いので、蓄えられるグリコーゲンの量も少ないはず。なので、もっと太ももを使う(ふくらはぎを使わない)走り方に変えないといけないと、ハーフまではいいとして、フルマラソンはちゃんと走れない気がします。

また、今まで練習ではふくらはぎが疲れることはなく、太ももの方が先に疲れていたので、今回はランニングフォームがおかしかった可能性もあります。27km走ったときや、その後の練習でも膝の裏が痛くなることがあって、それを防ぐためにプロネーションを意識して走ったり、あまり脚を伸ばさずに走ったりして、ふくらはぎに負担がかかるフォームになっていたかもしれません。

来年はこの点も考えながら練習に励みたいと思います。

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