ランナーには2種類の人間が居る。走りながら音楽を聞く奴と、聞かない奴だ。
ちなみに僕は聞かない奴です。いつかその理由について熱く語ろうかと思ってたんですが(たいした理由ではありません)、マラソンのテーパリングについて色々調べていたときにちょうどいい記事があったので、紹介します(テーパリングとは全然関係ありません)。
鍋倉教授の楽しく走ってステップアップ講座というサイトの
第218回「ランニングと音楽1効用」
第219回「イヤホンを外して走ってみよう」
です。
最初の記事では音楽を聞くことのメリットが説明されています。すぐに読み終わる内容なので、詳細は説明しませんが、パフォーマンスが上がるというデータもあるそうです。たぶんリラックスして余計な力が抜けるんでしょうね。
でもやっぱり音楽を聞く一番の理由は退屈しのぎでしょう。他のスポーツと違ってランニングはほとんど頭を使わなくていいので、走っている間はとても暇です。特にロング走のときは。音楽を聞いてないと途中でボーっとしちゃって、ペースが落ちちゃうこともあります。音楽を聞いて気を紛らせば、ペースを保てるし、疲れも感じにくくなります。
そして次の第219回の記事で音楽を聞くデメリットが紹介されているのですが、そこで僕が語りたかったことに近いことが書いてありました。
僕は五感を開放しながら走ることが好きです。せっかく外を走るのですから、視覚だけではなく、脚の感覚、皮膚の感覚、耳の感覚も含めて、自然の中に身をゆだねたいと思います。
いや、ごめんなさい。僕はここまでの境地にいたってはないです。熱いですね。このお方。
でも、走っているときに耳からの余計な刺激は排除して、できるだけ頭をからっぽにして走りたいというのはあります。走ってるときって体が酸素を使うので、脳は少しお休み状態になるというか、あまり考え事をしなくてすむようになるんですよね。それでストレス発散になる気がしてます。
この記事を読んで始めて知ったのですが「瞑想ジョグ」なんて言葉もあるんですね。たぶん僕が語りたかったのはこんなことだと思います。
鍋倉教授が勧めるように、いつもヘッドフォンをして音楽を聞きながら走っている人は、一度ヘッドフォンを外して音楽を聞かない奴になってみませんか?
まあ、この辺、好みの問題ではありますが。