シンガポールマラソンの4週間前、最終調整もかねて32kmのレースに参加してきました。この時期、元々はNewton Challengeという32kmのレースがあったそうなんですが、今年は日程が変わってシンガポールマラソンの後になってしまい、「シンガポールマラソン前に走るから意味があるんじゃ、ボケ!」という人たちが急遽レースを企画したようです。なので、運営もそんなにしっかりしてなく、道路も閉鎖せずに、イーストコーストパークで1周16kmのコースを2周するというものでした。
大会の参加費は安かったものの、スタートが朝の4:30というのにシンガポールの中心部からのシャトルバスが出てなくて、タクシーを使うことになり。タクシー代でチャラになりました。
スタート地点はEast Coast Seafood Centreのあたりだったんですが、ここ24時間営業みたい。朝の3:30だというのに営業中。しかもレースとは関係なさそうなお客さんもいました。
肝心のレースの方は、レース2週間前くらいに風邪を引いてしまい、なかなか良くならずに練習できなかったものだから、体重も増えて、コンディションはあまり良くありませんでした。マラソンの最終調整のはずだったんですけどね・・・
結果は自分で計ったタイムで2:37:55でした。チップで計測したタイムは2:35:47と2分以上も速い! しかもラップタイムとか見てもペース配分が自分のとは違うようで、別人のタイムなんじゃないかという疑惑が。なので、本来ならチップタイムを正式記録としたいところですが、今回は自分で計ったタイムを採用しました。
目標としては4:40/kmで走って2時間30分でゴールだったんですが、後半は5:00/kmに落ち、さらに29km過ぎてからは足が動かなくなり、5:30/kmも厳しくなってしまいました。このままではフルマラソン3時間半を切ることが難しそうです。
でもおかげで課題が見えてきました。
まずは体重を落すこと。あと4週間で3kg落としたい・・・。
次にフォームの改善。今回もふくらはぎばかりが疲れて、後半スピードダウンしてしまいました。フォアフットで楽に走ろうとすると、太ももをちゃんと使わずに走ってしまうようで、ふくらはぎに負担がかかってしまったようです。長い距離でもしっかり太ももを使って走れるように練習します。
そしてペースのコントロール。目標タイムを意識しすぎて、頑張ってペースを維持しようとしてしまったのが良くなかったので、無理そうだと思ったら早めにペースを落すことを心掛けようと思います。
このレース、Nike Zoom Fly Flyknit のデビュー戦だったんですが、前のZoom Flyと比べて、クッションがしっかりしていて、かかとで着地してもフニャっとした感じがなく、反発を感じられるようになりました。リアクトフォームはなかなかいいですね。今度ロング走用のシューズを買うときは下のエピックリアクトにしてみてもいいかなと思いました。
カーボンプレートの方も新しいZoom FlyだとVaporFlyと同じものになって、より反発が感じられるようになるかな、と思ったんですが、こちらはそれほどでもありませんでした。これは僕がZoom Flyに慣れてしまって、最初に履いたときの感覚を忘れてしまったからのような気もします。実際走ってみると、ゆっくり走るつもりでも自然とスピードが出てしまうので、しっかりプレートの反発が効いているようでした。
というわけで、Zoom Flyは相変らずいいシューズだと思います。今回のレースがうまく行かなかったのは、体調管理が出来ていなかったのと、フォームが良くなかったのが原因ということで・・・。
マラソン本番では温存しておいたVaporFlyで走ります! これで少なくとも4%はタイムが向上するはず!?
そういえば、レースが終わったあとに、朝食とアイスをもらいました(コーラは自腹)。僕はビーフンをチョイス。でも32km走ったあとだと、ちょっと喉を通らなかったです・・・。